ADS-B フィーダを作り直した。(Adsbexchange,Frightrader24,Frightaware)

Fright Rader24 のアンドロイドアプリの全機能を使いたくて、ADS-B Feederを作っていたが、数か月前から起動しなくなっていた。(すっかり忘れていた) 

 

というわけで、新たに作り直した。

色々やり方はあると思うが、以下の方法を行った。

  • adsbexchange のカスタムイメージを母体にする
  • 空中線系を改めAmazonで3500円のアンテナを付ける

母体をAdsbexchangeのカスタムイメージに使うメリットとして

  1. OSのインストールや初期設定、フィーダの諸設定(緯度経度)がWebベースで簡単
  2. RasPiは初期設定時にssh接続で設定が必要だが、上記イメージの初期起動時はWi-Fiのアクセスポイントになっており、接続先のアクセスポイント等の設定が全てスマホから行える
  3.  フィーダ単体の状況がグラフで表示され、受信状況・CPU温度・Disk使用状態などが詳しく見ることが可能になる
  4. FrightRader24,FrightawareのフィーダをWeb管理IFから既存のIDを引き継いでインストール可能
     管理メニューからのリンクは無いんで http://Feed-IP/otherfeeds/ に直接アクセスするらしい

     

  5. レシーバ受信ゲインが自動調整が組み込まれている。
    通常はPiとSDRレシーバとアンテナを買って、インストール、よさげな場所に放置、FR24なりFAなりのアプリ/Webで確認して満足・・・となる。
    今回再構築にあたって海外サイトを色々調べたところ「適切なgain調整が必要」との結論になった。WebコンソールでON/OFF出来るので楽である。
  6. adsbexchangeは、特定の航空機をブロックしない。
    Mode-SやADS-B等で位置を通知している航空機のうち、FR24,FAでは軍・政府・その他個人などの航空機は表示されない(履歴検索もできない)。といってもどんな航空機も見えるわけではない。観測できない航空機は多数ある。単に「表示されないのが嫌だった」だけである。

だったためである。つまり『諸々楽』なのであった。

 

ダウンロードしたシステムイメージは

  • adsbx-8.2.220910.zip File:adsbx-8.2.220910.img size: 1,410,334,720 作成日時: 2022-09-10 17:51:02

だったが、4月に確認したら

  • adsbx_buster.1.0.zip File::adsbx-1.0.11.img size: 2,668,093,952 更新日時: 2021-11-12 06:46:23

になっていた。(でかいし古いし、adsbexchangeが売られてた事に関係あるのか?)

*1

更に、本家サイトのインストール方法も変わっていた。

少なくても上記の利点2(Wi-Fi APの件)は無い様だ。

更に、利点4も無いかもしれない。(他のfeed clientのインストールリンクがなくなっていたが、ページは残っていた)

www.adsbexchange.com

 

幸運にも楽チンなイメージが入手できた。また壊れたら新しいイメージを試してみよう。*2

 

今回はここまで。

とりあえず管理画面等の見た目。

Webインターフェイス初期メニュー

パフォーマンスグラフ1/2

パフォーマンスグラフ2/2

フィーダの受信状況

MLAT連携Feeder  https://map.adsbexchange.com/mlat-map/#
Region:5B,peer数:48,最短peer:5.7Km,最長peer:407.3Kmであった。
西方面が地形の関係で殆ど見えないのでこんな状況なのだろう。

*1:busterの方は試していません

*2:adsbexchengeが残っていれば