事の興り
OUKITEL RT3の8インチタブレットはイマイチだった。とにかく電池容量が少ない。
色々やったが結局返品。んで、OUKITEL WP22を買う。
良かった点
- WIFIとAP(アクセスポイント)が同時に動く。
- (RT3の様に)アクセスポイントや通信関連の設定に何の苦労もなく普通の設定だった。
- 色々動かしても電池の持ちが良い(4~5%/h位しか減らない)*1
- 画面分割を幾つかのセットとして保持している(Android13の機能?)
- スピーカの音がデカい(それが目的だったのだ)
改善が望ましい点
- microSDのフォーマットでexFATをサポートしていない。FAT32だった。
MicroSoftと契約すればいいのに。(無料のハズ) - 防水なのにQiに対応していない。
USBのキャップを外さないと充電できない。キャップが取れてしまいそうだ。 - 手に持つとちょっと滑りやすい
- 内蔵のFMラジオは一部の放送局の受信出来ないので使い物にならない
日本のFM放送帯は、76.1 - 89.9MHz
内臓のFM受信機は、87.5 - 107.9MHz - 値段の割に付属品が少ない(ケースとストラップも無い)
- コンパスの反応がイマイチ(反応が鈍くあてにしない方が良い)
山中や未知の場所では頼れない。 - アクセスポイントの周波数設定が出来ない。
街中や気象観測レーダ付近で使うと電波法違反になると思う。
このスマホの選定理由
過去の経験から、スマホが使用不可になるのは、
- 落下による破壊(今まで1台だけ)
- USBコネクタ不良で充電できなくなる(こいつが一番厄介)
- 電池がへたって携帯できなくなる(膨らんでガス抜き後)
なので、電池がへたっても充電しながら別の用途に使えれば新たな価値があるというもの。
このスマホは電池がへたったら、据え置き型の再生端末/ラジオ/時計にするため、音量の大きさを求めたのだ。
3000円ほど安くて大型ライトが付く機種もあったが電池がへたって電源ケーブル付きになったら全然価値がない。
使用感
概ね満足である。
電池の減り具合は、何もしない時は0.8%ぐらい、遊んでいる時で3.5~5.4%ぐらい。
512GBのmicroSDに動画と音楽を470GB(1000個ほど)入れたら、20分ほどVNCが検索しっぱなしになった。なんと消費電力ピークはVNCがmicroSDを検索している時だったりする。
やっぱり外部のサーバに置いた方が楽なのだが、携帯可能なメディアサーバ(例えばPTW-SDISKL1)とかもう売っていないのだ。
いくら、Raspberry Pi Zero Wが小さいとはいえ、+バッテリ+USB-HUB+USB-DISK+Wifiアダプタを含めてケースに入れ可搬型で頑丈にして、それなりのバッテリを積むと結構な大きさになる。
そのうちチャレンジしてみようとも思うが、市販の携帯バッテリーは電力供給しながらバッテリーの充電をON/OFFすると給電が瞬停/停止してしまうものがほとんどだ。
つまりいきなり電源が切れる。何らかの対策が必須だなぁ
消費電流の多さも持続時間に影響するので選定のポイントか。